ヒラメ釣りのレジェンドルアー

2021/05/23

ヒラメ釣り

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鹿島灘や九十九里など関東のサーフでヒラメを釣りたい初心者へ、ヒラメを釣るために必要なポイント、ヒラメ釣りに実績のあるルアーを使った釣り方を紹介。

とりあえず何かが釣れれば良いという考えはよくない


狙った魚を釣りたいという場合まずはどうしたら良いと考えるだろうか。

僕は海釣りを始めたときにとりあえず海に行けば何か釣れるだろうと軽い気持ちで釣行していた時期があった。

しかし、そういった釣りで得られたものはほとんどなかった。

海で釣れる魚はたくさんいるが、あれもこれもとなってしまい、荷物が増え手が追いつかなくなり結局何も釣れなかったとなってしまう。

この魚を釣りたいと、ターゲットを絞りそのための準備をしたうえで釣りをした方が釣果は格段に上がる。これはヒラメ釣りに限ったことではないので是非参考にしてみて欲しい。

釣りで一番重要な事は相手を知るという事


何を釣るのか決めたらどうしたら釣れるのか考える事ができる。

その一番の答えは相手を知る(理解する)ことにある、もちろんサーフの釣りではルアーを少しでも遠くへ投げるための技術、魚の着きやすい地形をみれるようになるための実践も必要だ。


どんなに上手くても居ない魚を釣ることはできない

しかしそのような技術よりも情報を入手しそこから魚のいる場所を考えて釣りをすることが一番の近道だと僕は考えている。

どんなに釣りが上手くても居ない魚を釣ることはできないのだ。

 

魚を釣るために手に入れた情報は強い味方になる

幸運な事に今は情報を手に入れる事が難しくはない、もちろん地域差や単純に釣り人口の多さ、釣り場に著名な発信者がいるかでその情報の具合は変わってくる。

例えば僕の場合では家から同じくらいの距離にある(とは言え片道2時間かかる)鹿島灘と九十九里のどちらにしようか考えることができた。

そして釣果情報を探すとその差は歴然、鹿島灘の方が釣果情報もアングラーも圧倒的に多かった。

同じような環境で何がここまで影響しているのか、釣り場までのアクセスのしやすさやアングラーからの発信数の多さ、魚気の濃さじゃないかと僕は考えている。

そのため、僕はまずは鹿島灘アングラーの動画を見まくりそれをインプットし鹿島灘のヒラメを釣ることに決めた。

九十九里の方は鹿島灘で得た知識を使いながら自身で開拓していく事にしようと思っている。


釣れる自分というイメージを作り上げる


知識のインプットというよりも体験のトレースに近い、動画では分かりづらいがヒラメの釣れる地形感、使っているルアーの種類、リールのリーリング(巻く)スピードを視覚的に入手する事で釣れる自分を作り上げる。

釣りにおいて一番の敵は自分自身

なぜ、釣れる自分を作り上げる事ができなければいけないのかという事には理由がある。

釣りは集中力をどれだけ保てるのかで大きく釣果を左右する、釣れない釣りを繰り返してしまうと自分の釣り方に疑問を抱いてしまう。

疑心暗鬼になり釣りを難しいと錯覚する

才能や魚の有無を疑ってしまう、そのパターンが一番良くないパターンだ。そこに魚が居て集中して釣りが出来ていれば魚は必ず答えてくれる。

 

釣れなくても迷いを断ち、ボウズを受け入れる

それだけ一日中考えて集中して釣りができたのに釣れなかった、これでただ疲れただけと思ってしまうのだろうか。僕はそうではなく自分の釣れなかった魚を釣りたいと思う。

自分に釣れない魚は居ないと考え次の釣行に備える、何が足りなかったのかその答えを夢中になって探す。

そうして魚から返ってきた答えがどれほどの感動を与えてくれるか、筆舌に尽くし難い。

 

魚を釣るためにできる事

 では、迷いをなくすために何ができるか、釣れない事が続けばどうしても迷うのは仕方がない。

しかし上でも書いたように

  • 釣れている動画見て良い状態をイメージする
  • 使っている道具により自信が持てるようになる
そのようにして迷いを軽減することはできるのだ。

 

魚が釣れる条件を考える

釣れる時期や釣れる日に同じような条件が重なる事がある、鹿島灘のヒラメが釣れる一番の条件は黒潮の影響があるかどうかだ。

黒潮と親潮がちょうど良い具合にぶつかるのが銚子沖である、そのため銚子は10年連続で漁獲量日本一を誇っている、これは沖だけの話しではなく陸からの釣りにも影響する。

水温を確認し、黒潮が岸に流れてくるところへ釣りに行けば高確率で魚が入ってくる。


本当に釣れているルアーを知る

動画を見ているとお気に入りのプロができることもあると思う、もちろん動画でルアーの使い方の説明に納得し、それを使うというのも構わない。

ただそれだとどうしてもメーカーに偏りが出てしまったり、自分の行くフィールドには合わない場合がある。何よりもプロの方の多くは使っても良いルアーに制限がされていることが多い。

そのため釣果サイトで自身の狙っている地域で実績のあるルアーを調べてみたり、SNSで釣りまくっている地元アングラーが何を使っているのか参考にすると良い。

 

なぜそのルアーなのかは使えばすぐにわかる

極端な言い方だが使えばそのルアーがなぜ支持されるのか、釣れまくるのか分かると思う。

理由を簡単にいうとそのルアーがそのフィールドに非常に合っていて使いやすいというのが大きい。


鹿島灘や九十九里で釣れてるルアーランキング



今回は僕の見えた範囲(釣果サイト、Twitter、インスタ)を参考にした「実際に釣れている」ルアーを書かせてもらった。

どれも実績が非常に高く単に順位を付けるという性質には馴染まないと感じたためA〜Cランクという形に分けて紹介する。

見た目に分かりやすくA〜Cと分けたが用途に応じて使い分けるなど、役割の違いなどもあり正直甲乙付け難い、ただ全て間違いなく釣れているルアーだ。

 

自身で使用したことのないものも含まれるので使用感の書けないものもあるが、自身がサーフヒラメ釣りを始めておよそ1年という月日の中で調べあげ見てきた本当に釣れているルアーであると確信している。

期間は2018〜2020年の3年間分を参考に集計している。

 

Aランク

サーフヒラメを始めた初心者でももしかしたら一度は見たり聞いたことがあるかもしれない遠浅サーフのド定番ルアーがラインナップした。

やはり使用率も高くそれらが上位を独占する形になり面白みにはかけると思う。

どれも名前に「飛び」と入っていてサーフアングラーがピリオドの向こうを意識している事が分かる。

ちなみに僕は名前がキャッチー過ぎてなんのルアーなのか分からなかったため初見でスルーしていた。

しかし間違いなくここに掲載されたルアーは間違いなくヒラメの味を知っている。

JUMPRIZE かっ飛び棒 130br

  • (ヘビー)シンキングペンシル
  • 130mm 38g
  • 推定飛距離100m

外洋ショアキャスティングでの使用を目的に作られたルアーだがサーフヒラメ界で最強の座を手にした。

とにかく飛ぶ、ジグ並みに飛ぶ。

飛び過ぎてルアーがどこに着水したのか分からなくなることがあるくらい飛ぶし、高切れしたと錯覚するくらい飛ぶ。

それなのにジグとは違い、ゆっくりフォールしすぐ浮き上がるため普通ならばジグでなければ届かないようなポイントをリフト&フォールやただ巻きでゆっくりと攻めることを可能にした。

そのあまりの強さに他社が同コンセプトのルアーを出さずにはいられないほど。

どんな場面でも使えるため筆者は8割これを投げてしまう、130mmと大きめだがカラーによってはマイクロベイトパターンをも攻略する事が出来る。

しいていうのなら、遠くからゆっくり攻めるため釣りのテンポが悪くなってしまうのと、引き抵抗が弱めなのでビギナーには何をしてるのか(本当に動いているのか)分かりにくいところ。しかし慣れてくると引き抵抗が弱いルアーの方が疲れにくいのでそれすらメリットとなる。

 

JUMPRIZE ぶっ飛び君 95S

  • ヘビー)シンキングペンシル
  • 95mm 27g
  • 推定飛距離80〜90m

こちらの方がかっ飛び棒よりも先に出ている、形状も違うためただの小さい方とも言えないが飛び具合、使用感共におおよそ同じ。

かっ飛び棒との違いはベイトにマッチしやすいちょうどいいサイズ感、僕の見てる限りでは大型のヒラメはこれを丸飲みしてることが多い。

ただ使用感的にかっ飛び棒に慣れてしまっている筆者には何か少し物足りなさを感じてしまう。

釣果的にどちらが良いといえるほど差がないので使い分けるというよりはロッドに合わせて飛ばしやすい方を使うのが良いくらいに筆者は感じている。

 

ジャクソン 飛び過ぎダニエル 30g

  • メタルジグ(プレートジグ)
  • 80mm  30g
  • 推定飛距離90〜100m(ダニエルオリンピック参考)

ジグというジャンルに属しながらゆっくりただ巻きで使う。

振動も手に伝わりやすく初心者でも使いやすい、コツは振動を感じるギリギリの速度でゆっくり巻く事。

 

Bランク

一部の凄腕アングラーによって押し上げられている可能性も感じるが、その釣果を無視出来るレベルではないルアーがランクインする形となった。

DEPS デスアダー 5インチ

  • ワーム(ブラックバス)
  • 125mm 約9g
  • 飛距離はリグ次第

琵琶湖で人気だったデスアダー6インチのダウンサイズバージョン、シャッドやグラブのように人が目で見て動きのあるテールではなくネズミのしっぽみたいなテールがチョロンと付いている。個人的には6インチが好きなので詳細は6インチモデルで。

DUO Wedge 120S


  • ヘビーシンキングペンシル
  • 120mm 38g
  • 推定飛距離100m

こちらのシンペン(シンキングペンシルの略)はフォールが速いので着底がわかりやすく引き抵抗も感じられる、カラーバリエーションも多く一部の人気カラーはプレミアもつくほど。

 

シマノ ヒラメミノーIII 125S

  • ミノー(シンキング)
  • 125mm  25g
  • 推定飛距離68.1m(公式)

多くのライバルミノーたちがシンペンに淘汰されていく中、生き残っている稀有なミノー。

筆者もこの記事を書くにあたりこのミノーの存在に気がつき購入を予定している()。

筆者の尊敬するアングラーがミノーを買うと釣りに行きたくなると呟いていたがその気持ちすごくわかります。(唐突な敬語)

使ってみてどんな動きをするのか楽しみになってしまうのはミノーの魅力だと思う。

 

Cランク

デスアダーを除けばどれも実用的なラインナップ、定番の中の定番で今更これを説明するのも面食らう。これだけ出てくるのを見るとデスアダーのソルトモデルが出る日も近いかもしれない。

シマノ スピンビーム 32g

  • メタルジグ
  • 67mm 32g
  • 推定飛距離100m

フロントフックを搭載したメタルジグの走りでありながら熱く支持されている、後発組はサーフでの使用を考慮し浮き上がり安さを意識しているがこれにはそれがない。

そしてそれが差別化に繋がった、荒れていてもしっかりと泳ぐ事が出来るというサーフ向けジグ本来の役割をしっかりと持っている。

 

エコギア パワーシャッド 5インチ

ヒラメ釣りといえばこれと言われ続けられている、非常に基本的なソルト用のワーム。

DEPS デスアダー 6インチ

  • ワーム(ブラックバス)
  • 155mm 約13g
  • ワームに飛距離は求めない

一応こちらがデスアダーのオリジナルサイズ、発売した時に筆者はバサーをしていたが大きすぎて正気の沙汰ではないと感じた。

琵琶湖で爆発的に釣れていたようだが関東で爆釣したという話しは聞けず。

雑誌で高評価であったため、当時入手困難であったがひっそりと筆者も所有していたがほとんど日の目を見ることはなく十数年眠っていた。

「尻尾みたいな尻尾」

ちょろんとしたネズミの尻尾みたいなテール(直訳すると尻尾)がどう動くか想像しにくいので水中動画で確認することをお勧めする、バス釣りで流行りの微振動タイプで蛇腹系ワームのように放置しても魚に訴えかける系の放っておくだけでもすごく釣れそうなアクションをする。

 

新入り

サーフで使われだしてからまだ3年経っていないという理由でランクから外れてしまった、しかしそのポテンシャルの高さは無視できないレベルであり今後の期待値も高いため紹介させて頂くことにする。

BlueBlue ジョルティー

  • ソフトルアー
  • 15g/22g/30g ワーム4インチ
  • 推定飛距離80m

ついにジグ並みに飛ぶというチートレベルのワーム(ジグヘッド)が登場してしまった。

人類はヒラメ釣りの可能性にまた一歩前進してしまう。小さな一歩だが、人類にとって偉大な飛躍である。

 

番外

ima  sasuke 120 裂波



2018年までは常に使用率トップ3位内に入るほどのルアー界最強のミノープラグで、その実績も十二分にあり熱狂的ファンも多く紹介しないのも惜しいので掲載する。

飛ぶルアーが多く出てきたため、どうしても飛距離に物足りなさを感じてしまう。

ただ飛距離の出せそうな新システムを搭載した裂空などのNEWモデルも発売されたばかりなのでユーザーの動向次第では返り咲く可能性を秘めている。






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鹿島灘のサーフでヒラメ釣りに魅了され、日々SNSでヒラメを追いかけています。 ヒラメ釣りを始めたときにもっと的確な情報が欲しいと感じ、そして一緒に釣行に行く相棒にどうしても釣らせたいという目線で考えていたら自分でブログを書こうと思い立ちました。 サーフヒラメルアーの釣り歴はまだ1年程度ですが、幼い頃からしているバス釣りや癒やしを求めて渓流釣りに傾倒していた時期があり、釣り歴はトータルで10年以上です。様々な釣りを経験しており釣りに関しての知識は豊富だと思います、サーフでは初心者目線でブログを書くことができると思います。

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