ヒラメの大きさと呼ばれ方
40cmからヒラメと呼び、40cm以下のものはソゲと呼ばれ、基本的にリリースされる。
餌釣りでいうヒラメ40というのは大きさのことではなく、当たってから合わせるまでの間(時間)のことをいうが、ルアーで釣る場合は即合わせが良く、合わせ(フッキング)は少し大袈裟なくらいが良い。
60cm以上は小座布団、70cm以上は座布団と呼ばれ、いわゆるランカーサイズとして釣り人のひとつの目標である。
さらに80cm以上のものとなると大座布団と呼ばれ、もはや幻のような存在で1mに迫るほどのものとなると地元の新聞に掲載されるレベルだ。
ちなみにショアから釣れるヒラメは45cm程度の厚みのあるものが美味しい。
関東ヒラメ釣りのシーズン
1月○ 2月△ 3月✖️ 4月△ 5月○ 6月○
7月○ 8月○ 9月○ 10月○ 11月○ 12月○
特に釣れる時期
基本的に一年中狙うことができるが、3月は水温が低いためかなり厳しい。○のついている月や特に釣れる時期でも海の状況に左右される。
真夏7〜8月は基本的に釣れない時期と言われているが、釣果サイトを確認したところ、もっとも釣れている数が多かったのでこのブログでは特に釣れる時期として記載する。
しかし海水浴客も多い時期なのでなかなか場所を確保するのも難しく、海水浴と違い装備の重くなりがちなサーフフィッシングでは必要以上の熱中症予防を心がけたい。
釣り方
基本的に砂浜での釣りがメインになる、鹿島灘や九十九里のサーフには岩礁帯やゴロタと呼ばれるようなポイントはないが、点在するヘッドランドの周辺や流れにより作られたポイントを狙っていく。
釣れる時間帯
朝マズメにはベイトの入りで賑わうこともあるが、昼夜問わず釣ることが出来る。
ただし、夜のサーフはかなり危険なので単独での釣行は控えるべき。
タックル
ロッド
出来るだけ遠くへルアーを飛ばすために10ft以上あるロッドがサーフでは使いやすい。
ヒラメ専用のロッドでなくても、長めのシーバスロッドや軽めのショアジギングロッドの流用も出来る。
30〜40g程度のルアーを投げられるミディアム以上の硬さのあるロッドがよい。
リール
ロッドが長めなので、4000〜5000番のリールがバランスよく、飛距離も出せる。
サーフでは波を被ったり砂を噛んだりするトラブルがつきものなので、メンテナンスしやすいものや、丁寧に扱えるようになるまではどうしようもなくなっても諦めがつく低コストのものを選ぶのもよい。
ライン
細くてしなやかなため、飛距離をだしやすく強度も高いPEラインを使用する。ラインが細いほど飛距離が伸びるが、強度は下がる。
魚とのやりとりに不安があるのなら太いものがよいが、あまり太くするとラインが波などの影響を受けて扱いにくくなるので太くても1・2号までがよい。ルアーが100m近く飛び、不意な大物もかかるのでリールには200mは巻いておきたい。
リーダー
ナイロンもしくはフロロカーボンの4〜5号を使用する。ナイロンはしなやかで結びやすく、多少伸びてそれがクッションのような役割をしてバラしの軽減にもなる。
根のない遠浅のサーフでは長さは60cm程度あれば十分だ。
ルアー
シンキングペンシル基本遠くに飛ばしたいので遠投のできるシンキングペンシルを使用する。状況に合わせてメタルジグ、ソフトルアーを使う。
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