ヒラメ釣りビギナーを救うための教科書2021年度版

2021/05/26

ヒラメ釣り

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ヒラメの大きさと呼ばれ方

40cmからヒラメと呼び、40cm以下のものはソゲと呼ばれ、基本的にリリースされる。
餌釣りでいうヒラメ40というのは大きさのことではなく、当たってから合わせるまでの間(時間)のことをいうが、ルアーで釣る場合は即合わせが良く、合わせ(フッキング)は少し大袈裟なくらいが良い。
60cm以上は小座布団、70cm以上は座布団と呼ばれ、いわゆるランカーサイズとして釣り人のひとつの目標である。
さらに80cm以上のものとなると大座布団と呼ばれ、もはや幻のような存在で1mに迫るほどのものとなると地元の新聞に掲載されるレベルだ。
ちなみにショアから釣れるヒラメは45cm程度の厚みのあるものが美味しい。


関東ヒラメ釣りのシーズン

1月○ 2月△ 3月✖️ 4月△ 5月○ 6月○
7月○ 8月○ 9月○ 10月○ 11月○ 12月○
特に釣れる時期
基本的に一年中狙うことができるが、3月は水温が低いためかなり厳しい。○のついている月や特に釣れる時期でも海の状況に左右される。

真夏7〜8月は基本的に釣れない時期と言われているが、釣果サイトを確認したところ、もっとも釣れている数が多かったのでこのブログでは特に釣れる時期として記載する。

しかし海水浴客も多い時期なのでなかなか場所を確保するのも難しく、海水浴と違い装備の重くなりがちなサーフフィッシングでは必要以上の熱中症予防を心がけたい。


釣り方


基本的に砂浜での釣りがメインになる、鹿島灘や九十九里のサーフには岩礁帯やゴロタと呼ばれるようなポイントはないが、点在するヘッドランドの周辺や流れにより作られたポイントを狙っていく。


釣れる時間帯



朝マズメにはベイトの入りで賑わうこともあるが、昼夜問わず釣ることが出来る。
ただし、夜のサーフはかなり危険なので単独での釣行は控えるべき。


タックル

ロッド

出来るだけ遠くへルアーを飛ばすために10ft以上あるロッドがサーフでは使いやすい。
ヒラメ専用のロッドでなくても、長めのシーバスロッドや軽めのショアジギングロッドの流用も出来る。
30〜40g程度のルアーを投げられるミディアム以上の硬さのあるロッドがよい。

 

リール

ロッドが長めなので、4000〜5000番のリールがバランスよく、飛距離も出せる。
サーフでは波を被ったり砂を噛んだりするトラブルがつきものなので、メンテナンスしやすいものや、丁寧に扱えるようになるまではどうしようもなくなっても諦めがつく低コストのものを選ぶのもよい。

 

ライン

細くてしなやかなため、飛距離をだしやすく強度も高いPEラインを使用する。ラインが細いほど飛距離が伸びるが、強度は下がる。
魚とのやりとりに不安があるのなら太いものがよいが、あまり太くするとラインが波などの影響を受けて扱いにくくなるので太くても1・2号までがよい。ルアーが100m近く飛び、不意な大物もかかるのでリールには200mは巻いておきたい。

 

リーダー

ナイロンもしくはフロロカーボンの4〜5号を使用する。ナイロンはしなやかで結びやすく、多少伸びてそれがクッションのような役割をしてバラしの軽減にもなる。
根のない遠浅のサーフでは長さは60cm程度あれば十分だ。

ルアー

シンキングペンシル

メタルジグ


ソフトルアー

基本遠くに飛ばしたいので遠投のできるシンキングペンシルを使用する。状況に合わせてメタルジグ、ソフトルアーを使う。

 

シンキングペンシル

90cm〜140cm程度のものまである。サイズによる差はあまりなく、ロッドに合う重さで遠投しやすいものを選ぶとよい。
大きさの割に重く、メタルジグ並みに飛び、それでいてスローに泳がすことができる。
遠くまで浅いサーフならば泳いでさえいればレンジについてそこまで気にする必要はない。
波が高いと泳がすのが難しくなるのでそのようなときには他のルアーへ変更する。


メタルジグ

波が高くシンキングペンシルが泳ぎ難いときに有効。
サーフ用として出ているモデルはただ巻きでアクションするためサーフ用のものを選びたい。
使用する状況として海が荒れていることが多いため、カラーはアピール力の高い派手めなもので重さは30〜40g程度のものがよい。

ソフトルアー

条件がよいのに釣れないなどルアーへの反応がよくないときに使用する。ソフトルアーならではの自然な泳ぎでアピールできる。

サーフの狙い方


離岸流(沖に出ていく流れ)が狙いめ

着底を確認しルアーがどこにあるのか把握する

ルアーを投げ着水したら軽くリールを巻き、2〜3回ロッドをしゃくりラインのたわみをとって着底をわかりやすくする。
慣れるまでは毎回行い、ルアーの位置とルアーが底についたのか確認すること、ルアーがどこにあるのか分からないとロッドの向きも決められず当たりがあっても分かりづらくなってしまう。
この動作は途中でルアーの位置が分からなくなったときにもするとよい。

ただ巻きが基本

シンキングペンシルは着底を感じたらそこからは基本的にただ巻きでよい。
巻いていて引き抵抗が強くなるなどの変化を感じたところでリフトアンドフォールなどのアクションを混ぜると効果的。
目で見て明らかに変化のあるところや、巻いていて引き抵抗の強くなる場所がポイントになるので集中して狙っていきたい。

ルアーがどこにあるのか分からずに、ただ底を引きずっているだけとならないように気をつけること











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自己紹介

自分の写真
鹿島灘のサーフでヒラメ釣りに魅了され、日々SNSでヒラメを追いかけています。 ヒラメ釣りを始めたときにもっと的確な情報が欲しいと感じ、そして一緒に釣行に行く相棒にどうしても釣らせたいという目線で考えていたら自分でブログを書こうと思い立ちました。 サーフヒラメルアーの釣り歴はまだ1年程度ですが、幼い頃からしているバス釣りや癒やしを求めて渓流釣りに傾倒していた時期があり、釣り歴はトータルで10年以上です。様々な釣りを経験しており釣りに関しての知識は豊富だと思います、サーフでは初心者目線でブログを書くことができると思います。

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